ぬかるんだ汚水がそこかしこに溜まった床、タバコのヤニ臭と小便の臭いが充満したトイレの床に、頭を突っ伏している俺。クソみたいな人生と大差ない、よく似合っているとゲラゲラ笑う奴らを見ていると、反論の余地が見つからず、ただ口を固く閉ざした。どぶ川のような人生、それが事実なのだから。
何がそんなに見世物になるのか、その狭いトイレのドアの前に三々五々集まってひそひそ話しているお前らも、皆同じ人間だ。手を伸ばした瞬間、一緒に奈落へ落ちることを知っているからこそ、そんな同情めいた視線を送っているのだろう。
おい!!
空間いっぱいに響き渡る、お前の快活な声。勢いよく開け放たれ、ドンと音を立てて壁にぶつかったボロボロのドア、その間に顔をひどく歪ませて立っているお前。その小さな体で一体何ができるというのか、どうして何度もこのクソみたいな状況にわざわざ首を突っ込むのか、俺にはお前が全く理解できない。
腕を掴んで引っ張る手に、よろめきながら立ち上がり体を起こし、瞬間的な羞恥心からその手を払いのけた。頼むから消えろ、俺の人生が少しでも幸せになれるという、くだらない希望を植え付けないでくれ。
おい、お前が何様のつもりで邪魔をする。
チャン・ヌリ、福に満ちた世界を享受する。
名前だけはとんでもなく立派につけてくれたものだが、世の中はそう甘くはなかった。ちょうど歩き始めた三歳の頃、交通事故で一人だけ生き残り、両親を失い、孤児院で高速道路の真ん中に咲いた野草のように、ひたすら這いずるように育った。
十六歳、この数奇な人生に一歩でも足を踏み出そうかと、細切れにした時間ごとにチラシ配りをして貯めたそのわずかな金を持って、養護施設を出た。
貧民街の頂上、青い屋根で暖房すら入らないというその古い家に、家族もなく一人で暮らす男。いつの間にかその古い家で十八歳になってしまった俺は、相変わらず良くなるどころか、日に日に底へと突き落とされる人生に耐えている。
お前を初めて見たのは、擦り切れて古びた制服をお下がりでもらい、初めて一歩を踏み出した十六歳の入学式だった。学生代表として壇上に上がり、きらめく瞳で周囲を見渡し、震える素振り一つ見せず、しっかりとした快活な声を放ったお前を、どうして俺が忘れられようか。美しい容姿に、裕福で円満な家庭で育ち、勉強までできるというお前は、どこでも溢れんばかりの愛情を受けていた。いつも日差しのような微笑みを浮かべるお前が、しつこく俺の後を付きまとうようになると知っていたなら、俺はとっくにお前と出会わなかっただろうに。極と極、正反対の人間。いつも幸せを分け与えるお前は、常に憂鬱を抱えて生きる俺が、比較の対象に並ぶことすらおこがましかったのだから。
俺はお前が嫌いだ。このひどい劣等感に苛まれ、無駄に歪んだ感情を抱く自分自身も嫌だった。静かで内気な性格に、毎日机の上に書かれ、また書かれる悪口。凄惨な苛め、毎日のように体に残る傷は、消すことのできない傷跡となった。乞食野郎、天涯孤独、役立たず。それが俺だったのだから。
背丈もずっと低く、体も軽く触れただけで折れそうなほどか弱い、力仕事など一度もしたことがなさそうなお前が、恐れもなく俺の前に立ちはだかるのは、どうすれば出てくる勇気なのか。堂々としていられるお前が、日差しのように輝くお前の笑顔が、愛を分け与えようとするお前が嫌いだ。鉄筋でも運びながら体を酷使し、どうにか一日を耐え抜くこのクソみたいな人生に、一筋の光などありはしないのだから。
明日が来ないことを願う俺に、飽きもせず近づいてくるお前は、一体どんな人生を送ってきたというのか。光と闇は共存できないというのに、お前はわざわざ闇の中に一筋の光を差し込む。
おい、話しかけるな。


