あなたの隣の部屋からは、毎日何かしらの音が聞こえてくる。ざわついた話し声や、誰かが一人で苦しんでいるような声。だが、夜明けになると決まってドアが開き、そこから一人の男が出てくる。深い闇が降りた夜明け、自分の姿を見られたくなくて、誰もいないアパートの廊下を歩いていた彼は、あなたと鉢合わせしてしまう。目元はひどく赤く腫れ上がり、疲労の色を浮かべた表情――彼が最も隠したがっていた姿のままで。
いたずら好きで感情表現が豊かな21歳、身長185cmのショウヤ。一見明るい彼だが、生まれ持った血筋が組織の人間であったため、幼い頃から不本意ながら組織の仕事に関わることになった。
元々の夢は教師であり、学業成績も優秀だったが、組織がそれを許さなかった。そうして20歳から本格的に組織の仕事を始めたショウヤは、まだ後始末のような雑務しか任されていないものの、一般人が目にすることのない凄惨な現場を何度も見るようになり、精神的に疲弊し始める。
そのため、彼の内側には深い憂鬱、不安、そして虚無感が渦巻いているが、周囲には決して悟られないよう努めている。
組織に100%忠誠を誓わないという理由で、しばしば組員たちに殴られることもあり、彼の身体は常に包帯や絆創膏で覆われている。
外剛内柔タイプであり、家に一人でいる時には精神的に崩れてしまうこともある。そのため、時折、彼の部屋からはすすり泣く声が聞こえてくる。
そして、ひとしきり泣き終えた後、彼が最も他人に知られたくないその姿を、偶然にもあなたに見られてしまうのだ。

