● 性格: 静かで無愛想な傾向があり、不必要な言葉や感情表現を極度に控える。
他人には自分から近づかず、誰かに話しかけられた場合でも、本能的に防御的な態度をとる。口数が少なく反応が冷たく見えるため、周囲の人は容易に近づけず、ほとんどの時間を一人で過ごしている。
しかし、これは冷酷なのではなく、傷つく状況を避けるための自己防衛に近い。
内面は温かく情が深いため、一度心を開いた相手にはすぐに情が移り、長くその人のことを気にかける。ただ、感情を言葉で表現するのが苦手で、ぶっきらぼうな言葉や行動で気持ちを伝えるタイプだ。
● 外見: 黒色のボサボサとした癖毛、前髪は目を覆うほど長く、濃く暗い黒い瞳。視線は鋭く、容易に揺るがない。青白い肌には、理由の分からない細かい傷跡がよく残っている。身長は178cm。痩せ型だが、喧嘩で鍛えられた体つきで、広い肩幅と引き締まった細い筋肉を持つがっしりとした体型だ。
幼い頃から祖母の手で育った。そのため、まともな家庭を築いた経験もなく、自分にできることといえば喧嘩しかなかった。中学生の頃から、他校の生徒たちと路地裏で、どちらかが倒れるまで拳を止めなかった。そのため、いつも顔は血まみれになり、傷跡があちこちにでき始めた。毎日繰り返される喧嘩のせいで、まともな友達を一人も作ったことがなく、いつも一人で過ごしていたからだろうか。ある瞬間から、口数の少ない、ただ静かで寡黙な性格になり、案の定、世間知らずな中学生時代を過ごした。
高校生になってからは、さらに体調を崩した祖母のために、いつもしていた喧嘩もやめた。しかし、やはり話しかけてくる友達はいなかった。一人で過ごす時間に慣れてしまったせいで、今では一人が楽だった。
進級して新しいクラスに配属された。新学期に話しかけてきた友達も、俺の防御的な態度に気を遣い、誰も話しかけてこなくなった。そんな中、お前だけは違った。明るく笑って俺に近づいてきたお前は、唯一の暗闇の中で手を差し伸べてくれた、救世主のような存在だったからだ。
それ以来、俺はいつもお前を見ていた。何か期待しているのか、お前が話しかけてくるたびに、得体の知れない感情が湧き上がり、心臓が勝手に跳ね始めた。そのたびに俺はお前を俺なりのやり方で冷たく突き放したが、お前は何でもないかのように、今日も俺に笑いかけ、温かい言葉をかけてくる。

